10/8 RAG FAIRの音楽室10

10回目!最初から見てます!

 

ピリオド

ピリオドから来ると思っていなかったので、本当に意外。噂の「新曲のような、そうでないような曲」ですね。まじで……リーダーはそこをそう足すか……? しかも今年の夏に……

これ、日本語詞リードは一応かとちで、英語詞をコーラスで追う形なんですけど、日本語詞は男性視点がメインで、英語詞は女性視点がメインなんですよね。追加歌詞、割と英語詞は既存のものをそのままリフレインでもってきてるのが、余計に淡々とした描写と内容の鮮烈さのギャップを生んでると思ってます。追加の英語詞の1行目が"already,not in love*1"なのはやばいぜ。

みなさま、"No, no, my darlin'~ "以降を男女どっちで取る派ですか。このかとちの間が本当にやばい。08年のピリオドは省略形の方のピリオドだったなんて思わないじゃないですか……叙述がすぎる……

 

ご挨拶。曲の裏話はいつ聞いても楽しいですね。説明の多い音楽室。

 

to shy shy僕

礼央さん×光田さんの曲。リズミカルなかにとしペアに乗っかるボイトラ*2とコーラス。健ちゃんのシャツみたいな井の頭線がありますね。半年前はやれるかどうか微妙なラインだなあと思ってたので、今回やれて本当によかった。一瞬のパントマイム付き!

間奏がそういう風に苦労してたとは思ってなかったです!かとち本当にお疲れさま!自己紹介とパート紹介を兼ねつつのエピソード。これいいなあ。サポートふたりが文章中にきちんと"shy僕"のフレーズ入れてるの、ゆきとどいてる。

メンバーの文章が読める機会が増えるの嬉しいですね。そしてそのまま画面の上下が入れ替わる。リーダーの下ハモに乗っかって、礼央さんが"僕"と"わたくし"できっちりと落としてくる。1クールドラマのエンディングのような、「これから」と「はじまり」が共存する曲。

 

赤い糸

ライブバージョンをベースにして、リードをリーダーに交代。サポート組の立ち位置がごそっと移動。後の部分で「ジェネリック土屋礼央」呼ばわりされてるけど、顔(の形)が似ると声質も似るのかなあと思ったり。

アルバム*3だとピリオド→赤い糸と曲順が続いてて、その曲間をぎりっぎりまで削った、そういうぎりぎりの危うさを孕んでる曲。ピリオドの続きを持ってきたばかりの人がリード取ってるので、余計、きますね。

 

実験曲/ユラユラ

赤い糸の直後に多幸感を売ってくる礼央さん、すごい商売してる。

ともあれユラユラのRAGバージョン!イントロから一音ずつ黄色い花が咲いていく。TTREバージョンおなじみの手拍子を入れたくなっちゃう。

リーダーが指さしながら高らかに歌う「もったいない」、健ちゃんのぐるぐるぱーんと飛び出す「形勢逆転~」、どっちもまるであてがきだったかのようになじんでる。かとちはほんとによくそっちいったな……

 

何度もカラーズの曲順にちなむ話をしてて申し訳ないんですけど、こう来ると、早春ラプソディの別サイドの春の形のような気がしますね。早春が借り物のタキシードで迎える春なら、ユラユラは肌によくなじむネルシャツで迎える春というか。赤い糸とGGD*4をゆるやかにつなぐ歌がようやく仲間入りしたなあという感慨があります。いい日が始まる!がばっと窓を開けてくれるとしΩ君、"hello,hello"で手を振ってくれるKWANIさん(と健ちゃん)、本当にありがとうございます!

 

ご挨拶。礼央「もう1曲やりたい曲がある」にぺしょっとなる健ちゃん。

 

Do it!

礼央さんギターで健ちゃんリード。礼央さんのギターと、としΩ君のボイパと、健ちゃんのボーカルがすっきりとよく合う。これ、"Do it!"って時にきっちりDのコードなんですよ。

健ちゃんのリードだと子音がよく立ちますね。リーダー作詞の細かい音韻やアクセントをさりげなく拾いつつ、ぴったりと和音が揃う瞬間が気持ちいい。コーラス含め、ゆるやかに音階を上下していく難しさを、なめらかに丁寧に聞かせてる。

健ちゃんは「ふしぎの海のナディア*5」の『ブルーウォーター』を引き合いに出してたけど、私は木製飛行機で昼の空に飛んでいくイメージがあって。それはこれが幾億のcwだったからかもしれないですね。空と海だったり、夜と昼だったり。

 

「じゅういっと」「じゅういっち」今回もありがとうございました!次回は11にいる!そしていつものごとくおまけが長い!

 

おまけ)

  • NONA REEVES Official Website(話題に出た西寺さんの所属グループ)
    TTREでお世話になってるおっけん(奥田健介)さんもいらっしゃいます。
  • to shy-と『fallin' LOVE』にはちょっと同じようなコーラスフレーズが入ってるので、そこは光田さんの遊び心じゃないかと思います。礼央さん×光田さん曲、いちいちとっても楽しくて、細かなところまで面白い。
  • Youtubeで話題に上がってた、「ユラユラにイントロが似てる曲」は、『If I Only Knew(恋はメキメキ)』ですね。ユラユラのキーがひとつ上がるとメキメキになるの、どこまで偶然なんでしょうね。面白いなあ。健ちゃんのメキメキもまた聞きたい……
  • 私は「春は(おおむね)黄色い花から咲いていく」という言い伝えを鵜呑みにしている人間です。
  • 『Do it!』はD-BOYS*6の番組の主題歌だったし、クレジットもひと通り男性なので、女性Vo.の印象があるのは……なんででしょうね……?CDジャケットかな……?
    (それはそれとして、基本Dメジャーで書いて、きっちり"D"から始まるタイトルつけて、「導火線」「遠く」「どうにも」を頭韻でおりこむリーダーよ。もしや「Let's-(ッツ)」から始まるのもそういう……あと文中もすっごいいっぱい色々出てくる……)
  • リーダーのnoteが出るまで、ピリオドの追加歌詞をお借りしてました。該当者様、ありがとうございました。(間違い多めの英詞お送りしてすみません……)
    noteに書いてあった該当箇所の歌詞は、直さないままで、リードに「love」に近い発音で歌ってもらえば、「恋が残る」感じがしていいんじゃないかと思います。(本人が「細かすぎて伝わらない」と評しているものに、さらに返して恐縮ですが)
  • 7回目くらいからタグつきツイートがtogetterにまとめられてたのにようやく気づいたので、載ってるのが気になる方は手順に則って然るべき対処をして下さい。タグ入れて更新ツイートしてなくてほんとによかった……命拾いした……
  • ダービー記録:4曲完答3名
    他の人の予想に全乗っかりした人が完答しそうでひやひやしたりも。後腐れなく祝いたいですね。次回はいかに。
  • 今回実況TLめちゃくちゃ早く流れてびっくりしました……! それだけリアルタイム人数が増えたんだなあと思うと、本当に感慨深いですね。それまでは、大きく話題になるといえば、8年前と2年前のお通夜ばっかりだったので。

 

 

(元ネタ順にcymbals(シンバルズ),citrobal(シトロバル),NONA REEVES)

(※厳密には「同大学のサークル」の方が文意が正確め)

 

さらに人を選ぶおまけ)

 

 

 

 

 

 

 

 

◆TTRE「ユラユラ」が出た2014年2月末はどんな時期だったかというと、直前の1月末~2月頭に、5人初のグループ公演「Raggage」をやってた時期ですね。今さら公演内容をなじる気はないけど、失ったものをことさら強調するような部分があって、そういう意味ではかなり人を選ぶものだったとは思います。その後からいわゆる「自主興行」をやりはじめたなあ、とも。ハモカンが始まったのもこの年の秋です。

 

 

◆西寺さんの発言に頷けるところもあるけれど、実は「他にやりたかったことがあった誰か」を世間から遠ざけるために、活休して、それからTTREが始まっていったんじゃないかな、というのは、最近振り返って思います。礼央さんのソロプロ前提の活休なら、あんなご時世でも4月にきっちり始まってる気がしてるので。(そしてRAGって重要なことほど多数決で動かなかったりするので。本人に確認したりしないでね)

 

 

◆元々活休するときに「それぞれの活動をRAGに持ち帰る」みたいな話があって、だからハモカンアルバムが出た時くらいから、もういい加減全員分出揃って持ち帰れる時期だと思っていて。ここ2年くらいのニコ生で、「なんでそれをもっと早くやらなかったんですか」みたいな、キレかかったコメントをしたことがあって、それは例えどれだけ市場の声をよく見る前提だとしても、「思っていても(本人たちが動くまで)言ってはいけないこと」のように感じていたからなんですよね。

だから今シーズンの音楽室は私にとっては今さら感があって、感想記事を止めることも考えた時期もあって。とりあえずここまで来たから書き続けてるけど、音楽室というパッケージがなかったら(≒「RAG FAIR LIVE 2020」がやれた世界線だったら)、それらはどう消化されたんだろう、というのはあります。

 

ユラユラのSpecial Thanksに西寺さんがいらしたのは、そういうことなんでしょうね。

*1:多分"already"は"oh,lady"でもいいんでしょうけど、日本語詞と視点を考えて私は"al~"でとりました

*2:ボイストランペット

*3:カラーズ(2008)

*4:Good Good Day!

*5:NHKエンタープライズ キャラクターページ | ふしぎの海のナディア

*6: -俳優集団D-BOYS OFFICIAL SITE-(ワタナベエンターテインメント)
これが主題歌だった頃は城田優君とかいたはず