福島フェス2019 RAG FAIR(その1)

東京でこの編成のRAG FAIRが初めてで、実は緊張して前の日なかなか寝られなかったのでした。私が緊張する必要はあんまりないぞ。

 

おなじみPAテツさんの軽いサウンドチェックがちょっと前にあって、いよいよ本人たちのサウンドチェック。今年はスーツの色揃いつつ、なんか思い思いの着こなしで……? 礼央さんめちゃくちゃ防寒体制じゃない……?

引地「なんかすごい有名な人が来てる……」ご挨拶もなんかそこそこに、まずはDaichiくんから個人のサウンドチェック。黒い帽子もキマってる。ヒャーすごい、音が、若者の音がする……

続いておなじみKWANIさん。ここもまあ通常運転。そしてボーカルゾーンへ。「4番引地です」リーダーから礼央さんへ。「アッどうも、箱根駅伝の記録員です、もしくは審判」 荒「ちゃんとやってくれよ」「ヘイヘイ、2番加藤です」「1番荒井でした……ちゃんとやる気がなくなっちゃった」そんなあ。

礼央さんが「あくまでサウンドチェックですからね」と言いつつ1曲、ダンス天国!

なんかね、音が思ったよりも「RAG FAIRの音」でびっくりしてしまった。毎年福島フェスでRAG FAIRの音聞いてるはずなのに、ああ、今年のこれ、ちゃんとRAG FAIRの音だ、って、なんだかすとんと腑に落ちた。

健ちゃんリードの後ろで手を泳がせるかとちとかリーダーとか礼央さんとか、ほんとに毎回サポートして下さるKWANIさんとか、Daichiくんとか、本番はまだなのにすごく感極まってしまって。

Daichiくんベースで終わり方の確認をもういっかい。礼「大丈夫、おっくんなんかもっと間違えてたから」こら☆

 

メンバーは一旦下がって、おなじみ藤原カズヒロさんと小野寺彰子さんのMCコンビから諸注意。今年は撮影NGでした。藤「多分引地君のことなので、ちゃんと撮影タイム設けてくれると思います」はーい。

 

そしていよいよステージスタート! ……あ、みんな法被着てる! だから中はばらばらだったのか!

ピッチパイプで音をとって、本番1曲目は『Hound Dog』。こっちから来るか!細かくボーカルメンバーが前後に入れ替わる前半から、一気に中心に集まる後半へ。KWANIさんDaichiくんがまとまって、ボーカル4人でまとまってたのがぎゅっと中心でひと固まりになって、音のうねりを作っていく。ようこそ、いらっしゃい。待ってたよ。

 

続いておなじみ『恋のマイレージ』! かとちが冒頭からめちゃくちゃ高くジャンプしてくれる。礼央さんもまあまあそう。法被でバックのさざ波やるとお祭りみたいね。

礼央「僕に~とって~福島は第二の故郷~~」 も恒例。そしてこの次のリズムパート、Daichiくんがセンターに来てメインで引き取ってくれる。なんてことはない長さのパートなんだけど、うまく今までのパートの感じを引き継ぎつつ、Daichiくんの感覚の音も入れていて、なんだか懐かしくて新鮮で。

 

引「みなさんお待たせしました、こんばんは、RAG FAIRです!!」こんばんはー! 礼「我々何回目の出演ですか? 5回目? 四捨五入したら10回…… 4回目、」そしたら出てないのと同じじゃん……しりすぼむ礼央さん。

礼「我々ね、アカペラグループなんですよ。全部人の声でやっているということで、どんなメンバーがやっているか、ちょっとメンバーそれぞれの紹介をしたいなと。こっちからいきましょうか。
コーラスが3声あるわけですけども、その真ん中を担当しております。中間管理職、上と下に挟まれております。見方によっては山崎まさよしにも見えるかと思います。主演頑張ってください、RAG FAIRの中間管理職、荒井健一ーー!!」健ちゃんー! 荒「なんて切り返したらいいかよくわかんないんですけど。反応に困る」礼「見方によってはですから。フィルターをこう、相当かけて」なんか納得いかなそうな健ちゃん。

引「福島フェス、今年はじめてクラウドファンディングをやったんですけど、それに健一は自腹で寄付してくれて」荒「うちにちっちゃいだるまが来ました」礼「その背中を押したのは俺だけどね」健ちゃんの影を踏む礼央さん。

礼「次はこの人ですよ。コーラスのトップ、一番高いところをやっています。家電量販店にいそうですけども。エアコンを売ってそうな。どうなんですか」慶「家電は好きですけど、ちょっと違いますね」礼「トップコーラス、加藤慶之ーー!!」髪切ってさっぱりかとちー!! 礼「どうですか加藤さん」慶「みんなに会えて、嬉しいです!」礼「これをもっと高い声で言うとどうなりますか」慶「ウレシイデス!!(高音)」礼「ただ加藤さん、最近低い声も出るらしいんですよ、どうなんですか」 慶「うれしいです、ありがとうございます(低音)」……? 「ほんとに出てる?」「無理して出してるんじゃないのか」そんなことはないと思うけど……? 礼「そんな加藤さんです、よろしくお願いします」

礼「次は……こっちからにしようか、おっくん! おっくんですよ、……あれ、おっくんじゃない」Daichiくんの元に行く礼央さん。ダイチ「おっくんじゃないです」礼「東京でやるのはじめてだからね」そうね。礼「ヒューマンビートボックス、Daichiー!!」お久しぶりですー!! ダイチ「よろしくお願いしますー!」いつもの赤の帽子でご挨拶。 礼「RAG FAIRのこと、どのくらい好きなんですか」 ダイチ「僕今28……9なんですけど、このくらいになると自分の年を忘れちゃって」まあそれはともかく、ダイチ「ここが小学5年生だとしたら、」健ちゃんよりのスタンドからスタートして、ダイチ「ドゥルルルルルル…………」ステージの反対へ。到着と同時に別の音を入れてどーん!、とカットアウト。ダイチ「今ここまで、ずっと好きです」「思ったより狭くない?」 ダイチ「ほんとは地球一周とかしたいんですけど、時間がないので」 礼「ヒューマンビートボックスっていうのはすごいんですよ。ちょっとやってみてもらいたいんですけど、」ここでセンターにいたのはリーダー。 礼「まずヒューマンがビートボックスをやるとどうなるか」 引「どん、つー、???」ひきちも急に振られてそこそこ頑張った。 礼「これがDaichiになるとどうなるか」Daichiくんのビートボックスソロ!

Daichiくんのビートボックスのすごいところは、こういうアドリブの時の始まりや終わりがきちんとしていて、聞きなれてない人でもとっつきやすく、聞きなれてる人にとってはそのスキルの高さを明示するようになってること。そしてビートボックスなのでちょっと機械的な感じの音も多くて、すごく"今"っぽい。 礼「ヒューマンビートボックスDaichiーーーーー!!」よろしくお願いしますーー!!

 

礼「続いては一番低い部分を担当しております。最低な男です。最高に最低な男です。しゃかりきダイナマイトサーカスの、KWANI(カニ)さんー!」しれっと間違えたけどそのままいく礼央さん。カニ「あのですね、わたくしミドルネームが"しゃかりき"でして。ダイナマイト・しゃかりき・サーカスでございます」礼「なるほどすみませんでした。マイケル・J・フォックスが正しくて、J・マイケル・フォックスではない、と」カニ「そうです。マイケル・J・フォックスでよろしくお願いします」礼「ダイナマイトしゃかりきサーカスのKWANIさんです。すごいですよ。KWANIさんがいると部屋の温度が2度上がりますから」カニ「湿度も20%上がります」ニッコリKWANIさん。この礼央さんとKWANIさんのかけあいも、いつの間にかおなじみになってて好き。

 

礼「そして……わたくしですかね。土屋礼央でございます。わたくし個人的に福島に縁がありまして。この間福島にロケに行ってきて。磐越西線っていう路線があるんですけど、その線路沿いを郡山から会津(若松)までずっと歩いてきて。テレビ朝日さんの前でいうのもなんですけど、テレビ東京さんで放送されますので。よかったらぜひ見ていただければと思います」

 

礼「そしてこの男ですよ、」\ようすけー!/ 礼「実はようすけじゃないかもしれない」なんでや。礼「リーダー引地洋輔ーー!!」

礼「この男はね、もう福島フェスの実行委員をずっとやっていて。大したもんですよ」今日以外のところでも、福島フェスやるようになってから洋輔はほんとしっかりしてきた、って褒めてた礼央さん。引「いやいや、さっき、歌詞を変えてくる礼央さん、流石だと思いました」礼「恋のマイレージでね。我々福島が第二の故郷(ふるさと)みたいなもんなんですけど」引「サスケのステージを踏まえた形にもなってるんですけど」礼「……サスケが"福島は第二の故郷"って言ってたの? 後で怒っておきます」福島はみんなの第二の故郷。

礼「でもこの日程で延期してくれてよかったよ。俺先週歯のホワイトニングに行ってきたんだ。"白い歯"の説得力が増す」私信!

礼「そんなメンバーでお送りしているRAG FAIRですけども。次はね、ちょっとカバーをやろうかと思うんですよ。去年映画になったやつを……ポケモンかもしれない」それもそれでちょっと聞きたい。礼「"ボヘミアン・ラプソディー"をね、やろうと思うので」説明してる傍からふーっと静かに気持ちを入れる健ちゃん。

 

カバー? これ次でいいんだよね?なんて確認もありつつ、最初はボーカルメンバーが集まって、……? 慶「ごめん、ちょっともっかい」かとちが乗り遅れる。 礼「今ひとりいなかったけど」「低い声出してるからだよ」かとちを中心に、リーダーのピッチパイプでもっかい音確認の面々。荒「次やるのボヘミアンラプソディだよね?ボヘミアン・ラプソディ……」礼「ちょっと今解散の危機だから」カジュアルな解散の危機。

とまあそれはさておき、マイク6本の"Bohemian Rhapsody"。去年映画があって、健ちゃんは明らかにその影響でも表現を増していって。曲自体のリバイバルも来てる中で、毎年アカペラでこれを披露できる機会があることをほんとに嬉しく思う。

KWANIさんもDaichiくんも、ほんとに痒いところに手が届くサポートというか、ほんとに「そうそう!そういうRAG FAIRボヘミアンが聞きたかったの!」っていう音。とってもありがたいねえ。

健ちゃん、ここ数年の色んなことがあって、すごく音に感情が乗ってくるようになってる。なんか、説得力が違うんだ。なにがあったか聞かなくても、健ちゃんの歌が語ってくれる。それがもう、きっと、ほぼ全て。

 

慶「荒井健一ーー!!!」すかさず紹介するかとちと、荒「QUEENの、ボヘミアン・ラプソディーでした」すっかりけろっと元通りの健ちゃんになって能書きを入れる健ちゃん。健ちゃんがスイッチを入れたときの、知ってるようでまだまだ知らない健ちゃんとの落差にいちばんどきりとする。

 

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