2/1 オレンジ・バズーカ (EC+おまけ)/表参道GROUND

 

 

「……ありがとうございます」アンコールで出てきた健ちゃん。「オリジナル曲を。転職とか、転校とか、別れとか、そういう時のことを歌った曲です。"Someday"」

さらりと言って始まった『Someday』。日常と地続きだけど、さらりとした別れの中に、もう一生涯会えなくなる人がいて。湿っぽく別れを惜しむでもなく、かといってドライに別れるわけでもなく、そんなところがほんとに、健ちゃんらしいよなあと思う。

モカンでやるとちょっとウェットな方向に行きがちなんだけど、良い意味でのドライな感じが出ていて、なんか、「理性的に納得できる別れの曲」って感じだった。誉め言葉よ。

 

「もう一度お呼びしましょう、加藤慶之ー!」再び召喚されるかとち。「このピンポン球……」ステージにぽろぽろ散ってたり、ステージと客席の間の柵にどちゃっと固まりであったり。「みんな持ってる? これ190個くらい用意したから、全員分あるんだよね」健ちゃん偉い子。

とりあえずステージに残るピンポン球を客席に投げ始めるかとけん。……かとちのその面白い投げ方は……なんだ……!?

片方の手で筒状にピンポン球を持って、反対の手で空気圧をかけて飛ばす感じ。シュポン、なんて音がして。健ちゃんがマイク近づけてみるけど、喋るためのマイクだと思ったのか、かとちとうまくかみ合わず。真似してみるけどうまくいかないミサミサ

「それあとで拾いに来るんじゃない?」とか言われつつ、ステージを降りて柵の前のピンポン球の固まりをいちどきに回収しにいった卓球部出身のかとちなのでした。

「どう? あとどこら辺?」うしろー! って声が上がって、かとちのピンポン球がそこをめがけて飛んでいく。すごー!

 

「最初にやったNanairoも、さっきやったSomedayもそうだけどさ、ハモカンでやってるのとはまた違う感じでよかったよ」「僕がリードの時も、コーラスに回るときも、加藤さんがほんとにちょうどいいとこに入ってくれて。そうそう、そこそこ!みたいな。Somedayはハモカンだと加藤さんから入るんだよね」「そういえば、今やったsomedayが聞けるんだって……?」「ハモカンのCDを持ってきてます。13枚しか持ってこれなかったんですけど。買って頂ければサインを入れますので」「売り切れちゃってもね、色んな所でね、買ったりとか。あと健一がお見送りに出る……のは言って良いんだよね」「良いです、出ます。サインもその時に」

かとちから始まる告知ゾーン。K「ハモカンで、3月の7日に、光田さんからのご縁で、チェロの柏木ひろゆきさんのライブに……」おお? N「"広樹"だよね? 柏木さんに詳しい人……」広樹ですね。K「ハモカンでアルバムにも1曲参加させてもらってね」うんうん。

「加藤さんあなたそれよりも大事な告知あるでしょう」「2月の22日に、ソロライブをやります!ここで!」いえーい! 「ハモカンでもお馴染みの光田さんと、あとベースの方とドラムの方と……」「ベースとドラムの人の名前は内緒で」「別に伏せてる訳じゃないんですけど」
「加藤さん前はホッとスタイルでやってたよね?」「"ホッとstyle"っていって、ホッとしてもらおう!っていうのと、ホットな感じでやってたんだけど、ちょっとそろそろクールな感じにしたいなって思って。『クールだ……』みたいな」かとちのその言い方、多分そんなにクールじゃないところが好きよ。「2020年の2月22日にやって、誕生日が来ると、よんじゅう、にさいになります!!」にゃんにゃんかとちだ……!

「あとゲストに洋輔としゃかりきも呼んで」「コーラスが厚い感じ」「で、その2日後に、礼央さんのライブがあって……ここで。あとは3月の22日に、洋輔のコードHがあって……なんだっけ、アフターメンテナンス」GROUNDの月間スケジュールにらぐがソロで3人のっかるの、だいぶ珍しく嬉しい事態。

BROAD6 10周年ツアーの告知も。「(BROAD6で)我々さ、加藤さんずっと見てて、加藤さんが簡単にファルセット(裏声)出してるから、いけると思うじゃん。やってみると全然できない」わかる。「加藤さんがもう当たり前のようにフェイクとかやってるのを、もっとこう、すごいことなんだって思った方がいい」
そしてRAG FAIR tour 2020!スケジュールのあんちょこ持ってきて一生懸命告知する健ちゃん。K「大都市はあえてちょっと避けて、色んなところを回っていこうかなって」20周年だから20か所を目標に、とも。そういう意味の2020になるといいよね。

 

最後に1曲、紹介は健ちゃんから!「……まあ、ケ・セラ・セラじゃないですけど、それでも人生は進んでいく、ライフ・ゴーズ・オン、ということで。"オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ"!!」

かとちも一緒に"Ob-La-Di,Ob-La-Da"。ちゃんと"Ring-ring"って鳴らしてくれる。トランペットのフレーズをミサミサの隣でなぞっていくかとちが本当に楽しそうで、かわいくて。この光景、見られてよかったなあ。

ふたりが楽しく、気持ちよさそうに歌ってるのを見ながら、かとけんそれぞれ、ちゃんと大人になったなあって思った。お互いをちゃんと尊敬して、いいところをちゃんと説明できて、手を取り歩いていくのがちゃんと楽しいって知ってる形の歌なんだ。

 

最後はかとちも一緒に肩を組んで、ステージ真ん中でご挨拶。健ちゃんのこういう細やかなところ、ちょっとみったさんがだぶつくようになって微笑ましい。

 

全員ハケてからの明転後一発目、会場には「アフリカゆき~ドリトル先生より~」がかかったのでした。

 

ちなみにお見送りゾーンにはかとちも並んでおりました。なんか、なんとなく、借りてきた猫みたいになってたのもそれはそれで面白かったです。

 

オレバズそのものが久しぶりだったからか、思い出すこともたくさんあって。
それでも、思い出した風景が、うまく目の前の光景に作用してきて、当時の感情をスッと思い起こさせてくれたことが多くて。
何年かぶりに感情を整理できたり、咀嚼しなおせたり、それを有り体に言うと「楽になった」という感情になるんだろうな。

2年に1回くらいの、ちょっとのんびりしたペースでまた会えたらなって思うオレバズの健ちゃんでした。ありがとうございました!