9/17 ザッツ・ロマンチカ!/新鎌ヶ谷 MT Milly's(2部その2)

 

まずはメドレー、お疲れさまでした! M「ことによったね」K「17分かかりましたね」M「僕初めて(剣先)入らなかった」そうねえ、光田さんはいつも安定して一発で決めてらっしゃる印象。

M「長谷川さんのあれは……」往々にしてやり玉にあがる"荒野の用心棒"。N「俺が知ってる"荒野の用心棒"と違う」M「あれ脚色あるよね?」H「してないしてない、ほんとにそう言ってるんですよ」「……でも、あれ西部劇だからこれ(敬礼)はないはず」あっ。

再びミッションの話へ。M「他にはどんなのがいいかな」N「"ミッション・インポッシブル"ですから。簡単に成功しちゃったらインポッシブルじゃない」ちょっとどやる健ちゃん。「マシュマロキャッチとか」「歌いながらキャッチするの!?」「歌うのに支障のないやつ」H「喉に詰まるかもしれない」うんうん。M「卓球とか」かとちの卓球リターンズ。っていうかそれなんてどれみふぁワンダーランド。M「(卓球)台の設営に時間がかかるね」えっそこなんです?

 

N「あとはまだまだ改善の余地がありますね」ひとり反省会をはじめる健ちゃん。 M「ぜひともお手元のアンケートに我々にやってほしいミッションを書いていただいて」あ、縄跳び……? 多分機材の関係でダメだな……

 

M「次はRAG FAIRの曲をやってほしいなって思って。この2人(K.N)はRAG FAIRのメンバーでもあるんですよ」うなずくふたり。

K「2006年にリリースした"オクリモノ"というアルバムがあって、その中から"メロス"という曲をやろうかと。この曲は太宰治の『走れメロス』におっくんが着想を得て、作詞・作曲した曲なんですけど、これのメインボーカルを僕がやらないかって話になって。それまで僕はファルセット(裏声)を使った曲や、甘い感じのしっとりしたバラードを歌うことが多くて、こういうロックな曲ははじめてで。で、その時にもうひとつ悩んでいたことがあって。発声の仕方が迷子になってて……デビューした翌年くらいから、出す声がすぐ裏返るようになってしまっていて。レコーディングの時にも光田さんがサポートで入ってくださっていて。その時はアドバイスや助言を受けながらなんとかレコーディングして、ツアーもやったんですけど、いい曲なんだけど、それ以来ちょっと僕の中では封印していて。光田さんとライブやるときも『メロスやらない?』って言われたりしたんですけど、『今はちょっと』って。……でも、それから色々発声の仕方とかも学んで、人生勉強も積んで、そろそろまたやってみようかな、って」

 

かとちが丁寧に喋ってから歌う「メロス」。イントロの「Chasing You……」のコーラスがじっと響く。景色が、色が鮮やかに描かれる曲で。歌詞とそれまでのかとちの説明がおぼろげに重なる。歌が好きでずっと走り続けてきたかとちが、ここで一旦立ち止まって、立ち止まらざるを得なくなってしまって、もう一度進むこと。

それでも進んでいったかとちと、歌を、音楽を捨てざるを得なかった私が、道のどこかで確かにすれ違う。お互いの気持ちなんて、"知る"ことはできても"わかりあう"ことはきっとできない。ただ、少なくとも、彼は、かとちには、進み続けたからこそ祝福されるものが、きっとあるんだろう。

 

そのまま続けて「anuenue~虹とあなたと~」。そうつなげてきたか!「メロス」が暖色の熱情を鮮烈に描く曲だとしたら、「anuenue」は緑や青、自然の色を、息遣いを、穏やかにゆっくり広げて描く曲。最近聞いていてすごく気持ちいい。聞いている自分がすごくリラックスしているのがわかる。音楽に身をゆだねて、呼吸が深く緩くなる感じ。

どこまで偶然かわからないんだけど、「虹とあなたと」もひらがなに直すとちょうど7文字なのが、サビ部分の歌詞の細やかな遊びも含めて、ああ、光田さんの楽曲だなって思います。福岡県ハワイ州もいつかいきたいなあ。

 

止まらずそのまま3曲目、「Another Star」。ハモカンツアーでは16年以来の登場*1。その時はさっきのメロスよろしく、内々に燃える情熱を歌った曲だった。その情熱はそのままに、世界が伸びやかに深く広がっていく。私この曲は「紅い」曲だと思ってたけど、久しぶりに聞いたら全然違う色になっててびっくりした。深い夜の中で、微かに確かに煌めく瞬きを歌う曲になってた。

私の中から煌めきが落ちてきて、視界のかとちが滲む。これ以上こぼれないように、3声のコーラスにそっと身を寄せる。9-12月健ちゃん、5月-8月光田さん、1-4月長谷川さんだったかな。声が重なって、そのうち楽器が消えていって、光田さんがベースラインに回って、会場が声だけになる。

再び楽器が鳴り始めて、ステージの歌声も入って、音のうねりが会場をかき回す。「もういっかい!」ってかとちの声が響く。粒が重なるアウトロが響いて、かとちのジャンプで終わる。身軽に高く飛んでみせるかとちが、やっぱりすごく楽しそうで。

 

そして響いてきた4曲目、「ヤングマン(Y.M.C.A.)」。飛んだ次は踊るんですよ。どこにそんなスタミナがあるのか。

平歌のところでぴっちり手のふりをつけてくるKとN。サビ前をめちゃめちゃ元気に踊っちゃうかとちとなんもしない健ちゃん。1番はなんもせずにみんなでYMCA。「君も元気出せよ」でぴっちり客席を狙ってくるかとち。

N「ここでおかしな4人組、メンバー紹介をしたいと思います」健ちゃん主導でメンバー紹介へ。N「ギター、長谷川友二!……友二……、長谷川、H!」全員そろってHのポーズ。N「ピアノ、光田健一!……健一……、光田、M!」ここで気づいたんだけど、光田さんもMのポーズをとるから、当たり前っちゃ当たり前だけどバックが長谷川さんのギター一本になるんですよ。めっちゃ贅沢。

N「慶之……、加藤、K! 足もですよー」かとちがステージ真ん中に出てきて足も含めてもっかいおさらい。我々は左腕まっすぐ、右腕をちょっとななめに。「慶之……、加藤、K!」

「荒井……、健一ん、N!」これも右腕が上、左腕が下。N「あとはおなじみの要領で」はーい!

H.M.K.Nを順にもっかいさらったあとサビに突入。おなじみ「H.M.K.N.」です! 自分で仕切ったくせに途中でふりがわけわっかんなくなっちゃう健ちゃんが見てて面白い。後半が難しいよね。

主に左肩をぽきぽき鳴らしつつ、とっても楽しんだ1曲でした。

 

お次はそんな健ちゃんの曲、「Nanairo」。かとちのファルセットが伸びて、光田さんのピアノとコーラスが追いかけて、長谷川さんのギターが絡んで鳴って。今日はとにかく健ちゃんが1部から大活躍してて、エネルギーがすごかった。

かなり早いうちだったと思うんだけど、気がついたら健ちゃんの歌詞がずばーんと自分の中に入ってしまって、そのあとずっとむせび泣いてた。大切な人と話していて、語られる言葉全てに泣いてしまうあの感じ。

だからコーラスもね、涙を拭いながら、震え声が混じらないように。それでも歌いたかった。健ちゃんがコーラスに合わせていろんなことを喋ってくれるんだけど、私泣きすぎてここを本当に全然覚えてないんですよ。

健ちゃんと、かとちとも目があったから、きっと見つかって、心配されてしまったんじゃないかな。私にだってそういう日もある。

 

荒井健一ー!」多分光田さんだったかなあ、紹介のお声が響いて、4人が真ん中でご挨拶。長谷川さんはギターを抱えてご退場。

*1:厳密には17クリスマツリの「歳末Disco助け合い歌合戦スーパーメドレー」でやったけど