6/9 ザッツ・ハモカナイズ!DX/成城ホール(2部その1)

2部はステージから4人が登場。さっきとベストとシャツが違う!デラックス!すき!

かとちの「夏は来ぬ」がはじまって、おなじみ「初夏ペラ」メドレーから2部はスタート。かとちのもつ歌声のイメージと、「夏は来ぬ」の歌のイメージがさわやかにとけあって、ひろがっていってすごくすてきな曲。

そのまま引き続いて長谷川さんが「夏の思い出」。かとちの「夏は来ぬ」を受けて、かつ新しい夏の景色を広げていって。涼しい風がさあっとふきぬけていく。

そしてみんなで「あめふり」。楽しそうにはしゃいで歌ってるのをみるのが楽しいの。2回目の「ぴちぴち・ちゃぷちゃぷ・らんらんらん」は小雨にしてみたり、そういう遊び心が好き。

「あめふり」ときたら「かたつむり」。最初はなかよくハモってたのに、いつのまにか1:3の構図になって「めだまだせ~」とたかられる健ちゃん。N「ちょっと待ってね……」出すの!?出せるの!? K「オイッ!鬼太郎!」目玉違い、惜しい!

「あっ停電だ!」M「停電だ!お客様の中に懐中電灯をお持ちの方はいらっしゃいませんか?お客様の中に……」あっメンバーが懐中電灯持ってる!「リーダーだけちょっと明かりが大きい!」

そのままペン型の懐中電灯を自分のパートの時だけちかちか点けて「ほたる」へ。暗い中ちょこちょこ動き回ってみたり。いわゆるしっかりした懐中電灯じゃなくて、ちょっと小さめ細めのペン型なんだけど、それがかえって「ほたる」っぽい。声をひとつずつ重ねていくパートは、全員が真ん中にそろって、あかりもひとつずつついていって、すごくきれいで。去年の六本木だと前の人のドリンクを「あっちの水はあ~まいぞ」で狙ってたりしたけど、こういうのもいいねえ~。ある程度ステージが広くて、動いても危険がないところだからできたんだろうなー。

最後に真ん中でよっつのほたるの光がふっと消えて、初夏ペラ終わり。

M「初夏のアカペラメドレー、ということでこの時期恒例、"初夏ペラ"でした。"夏は来ぬ"、"夏の思い出"、……『夏が来れば思い出す』んですよね、夏が来ないと思い出さない」歌いだす健ちゃん。「夏が来れば思い出す~♪」M「夏が来る前に思い出しておけよって感じですけどね」

M「で、"ほたる"。ほたるの寿命って1日くらいで、セミも1週間くらいで」N「セミもっと長い」M「土の中に長い間いて、成人……成虫だと1週間くらいで。かげろうも1日?とかで。……で、思ったのが、地球に生きる生き物の寿命って、太陽の周期と連動してるんじゃないかって」N「懐中電灯でほぅほぅやりながらそんなこと考えてたんですね」M「我々人間も60年で"還暦"で、ここふたり(H・M)はもうすぐですけど。で、昔は寿命が60年だったからそろそろかな、って感じなんですけど、今はもうそこを超えたらパラダイスなのかなって」

アカペラメドレーをやったけど、続いては……? M「我々ハモカン、結成されたのが19……2014年で、その時からずっと"ツァラトゥストラはかく語りき"っていう、『2001年宇宙の旅』のテーマソングを『ハモカンのテーマ』っていうんでやってて、で最近また新しく、『新・ハモカンのテーマ』って、『スターウォーズ』のあの"ちゃーん↓ちゃーん↑、ちゃちゃちゃちゃーんちゃーん"っていうのに合わせて"ハー↓モー↑"ってやったら結構楽しくて。で、今回、映画のテーマソングとかをアカペラのメドレーでやろうかと思ったんですけど……全部で31曲あって、1曲だけ映画音楽じゃないのが混ざってますけど……長くて、全部やると23分40秒、24分くらい、」噂には聞いていたけど長い! N「もうさっさと楽になりたい!」M「はじまっちゃうと最後までやるしかないからね……はじめるよ?」あー、こういうときの各々のなんか、なんともいえない表情、ものすごくすき。M「ということで、」あっスクリーンがおりてきたぞ? M「『ザッツ・ハモカナイズ!DXスペシャル!映画音楽スペクタクル・スーパーDX・ア・カペラメドレー2018*1』!!」

 そんなこんなで散々色んな人が色んな所で頑張ってる報告してたアカペラメドレー。まずはおなじみ、『ツァラトゥストラはかく語りき(「2001年宇宙の旅」/1968)』*2から。かんかんする光田さんが好きです。

続いて『007 The James Bond-Theme(1962)』。ベースラインは年長組。いやーーかっこいい!メインは「ぱらっぱらー♪」で歌ってくの。

曲が変わったときにちゃんと後ろに元ネタが出て、しばらくすると右上にテロップ、になるのすっごい芸が細かい。これ31曲分やるの絶対すごく大変だった。こんな風だったよ、って写真が出ないかな。

最後は下から声を積み上げていってフィニッシュ。

その次は『タラのテーマ(「風と共に去りぬ」/1939)』。タラのテーマだからかとちメインなんだな、とか思ったのは私だけかしら。そっちのタラじゃないな。ハーイ

ハードボイルドな感じから一転ロマンチックに。いいなー。

次もそう転がるのかと思ったら『The Magnficent Seven -Main Title(「荒野の7人」/1960)』へ。えっそっちに戻るの? 

再びかとちフィーチャーで『さすらいの口笛(「荒野の用心棒」/1964)』へ。口笛だとマイクの持ち方が違うのねー。……あれ?長谷川さん? 「……ハアッ!」!?!? そして同時に敬礼。前半なんて言ってたんだろうな。その後も不規則に長谷川さんが笑いをかっさらっていく。がんばれかとち。がんばれ健一組。

口笛は健一さんにバトンタッチ、『For a Few Dollars More-Main Theme(「夕陽のガンマン」/1965)』。ここでもちょっと違う「ハアッ!」と敬礼で長谷川さんが笑いを撃ちぬいていく。チームワークが絶妙すぎる……

そして一転曲が変わって……え?『ドクターXのテーマ(「ドクターX~外科医・大門美知子~」/2012)』? え、よりによって「映画音楽以外の1曲」って、これ? 確かに口笛でつながるけど、え?なんでこれを? 

長谷川さんも戻って4人で。H「御意」M「御意」K「御意」N「いたしませーーん!!」健一さんでオチたーーー!!

この髪をかき上げる健一さんめっちゃよかったですね。自信とエネルギーに満ち溢れていた。

あのね、映画音楽外からもってくるなんてよっぽどの曲だと思って身構えてたんですよ。なのにドクターXを持ってくるのがいい意味で期待や予想を全部ひっくりかえすというか、そういうところが好きです。

そしてそんな健一さんがリードで『Stand By Me(「スタンド・バイ・ミー」/1986(1961)』。健一さんのスタンド・バイ・ミーは聞いてて安定してるなー。いいなー。

続いて『Back to the Future(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」/1985)』。実は意外とちゃんと聞いたことなかったかも。こうやってつなげるんだなー。

 かとちの二胡から入って『The Last Emperor-Theme(「ラスト・エンペラー」/1987)』。ハモカンの4人に再現できない楽器と音楽はないんじゃないかって感じですね。すごいや。

そして『ゴッドファーザー愛のテーマ(「ゴッドファーザー」/1972)』へ。どんな曲だっけ? って人も曲を聴けば一発でわかるあの曲です。ハモカンのゴッドファーザー光田さんがリード。

お次もそんな曲を聴けばわかる曲、『大脱走マーチ(「大脱走」/1963)』。マーチということでみんなで足踏み行進しはじめるけど……健一さんの動きが……ずれてる……? 光田さんも光田さんでおかしい……? 

そのまま足踏み行進で『レイダースマーチ(「レイダース・失われたアーク」/1981)』へ。これも曲を聴けばわかるやつ。この2曲が続けてくるの、おもしろいなあ、さすがだなあ。

そしてまた一旦バラードが入って『シェルブールの雨傘(「シェルブールの雨傘」/1964)』。かとちリード。よく働くなあ。すごいなあ。

お次は一転「Mission:Impossible-Theme(「ミッション:インポッシブル(スパイ大作戦)/1996(1966)」)。きっとなにかのネタ枠だろうと思いつつ、スピーカー前に手を伸ばす4人をみる。……ん?けん玉? けん玉ミッション?

アカペラを歌いながらお揃いの赤いけん玉で次々と中皿に玉を載せていくハモカン一同。1人が技を決める度に拍手が起きるの、新体操とかダンスの発表会みたいね。

全員中皿に載ったところで次は剣先へ。最初に決めたのは……なんかもうみんなアカペラ終わってるのに次の曲どころじゃなくなってるけど……かとちだ! すごい! 続いてなんとか光田さんもクリア。

はせけん組はなかなかできず、床に玉を置いてけん玉の動きを止めてチャレンジを続ける長谷川さん。結局4人とも入ったことにして強引に突破してました。お疲れさまでした!

続いて『Batman Theme(「バットマン」/1989(1966))』。かとちが黒い布をマントにして舞台を駆け下りて通路に!めっちゃ楽しそう! そのままマントをひらひらさせながらリードをとって歌い続けるかとち。残された3人はコーラスしながらお互いの手をクロスさせてバットマンマークを作ってみたりして、目もツッコミも足りない一幕でしたね。こういうの大好き。

かとちがぐるっと回って戻ってきて『The Pink Panther-Theme(「ピンク・パンサー」/1963)』へ。ほんの一瞬前までヒーローだったのに、全員のけん玉をマントに包んで持ち去ろうとするかとち。これは照明さんとめちゃめちゃ息がぴったりだった! どこかで見覚えがある動きでうろうろするかとちに普段はピンクのスポットが当たって、一瞬だけフィルターのないスポットに戻ったり、の繰り返し。そして光田さんに捕まって、所持品をピアノの前の黒布のかかった小机で総ざらいとなりました。

そして中から出てきたのは……けん玉じゃなくて大きなトランプカード、赤のクイーンと黒のキング。『Un homme et une femme(「男と女」/1966)』。なるほど、男と女、ってそういう。カードを外側に、内側にゆらゆらさせながら歌う光田さんと健ちゃん*3。そして……

ふたりがカードをひっくり返す。「魚」と「青」。はい、「鯖」と「Ça va?」をひっかけたやつですね。今まで「Dabadabada…」で歌っていたのも「Sabadabada…」にチェンジ。いやこれ、一瞬想像はつくけど、さっきまでこんなにネタ盛ってて、まだここでネタゾーンかぶせてくるかっていう。そういうところが好きなんですけど。

健一組がカードをしまって『A Time For Us(「ロミオとジュリエット」/1968)』へ。なるほどこっちも男と女。リードはかとち。ネタから一瞬で切り替わってくのほんっとすごいよね。

で、次は……『ロッキーのテーマ(「ロッキー」/1976)』。各々が思い思いにトレーニングをしてみたり、隣の人と同じことをしてみたり。光田さんの縄跳びを拾ったかとちとか、細かいパンチをぱぱぱぱぱんち!って上の方に一生懸命繰り出す健一さんとかが見どころでした。

あっという間にあと10曲、『アンチェインド・メロディー(「ゴースト/ニューヨークの幻」/1990)』。かとちリードだったかな。アメリカつながり?

続いて『Ghost Busters(レイ・パーカーJr.)(「ゴーストバスターズ」/1984)』。こういうところはやっぱりちゃんと曲を重ねる。ハモカンさんにはほんのりとなじみがあるやつ*4ですね。個人的に聞きたかったやつなので満足。

そして一転、『My Heart Will Go On(セリーヌ・ディオン)/「タイタニック」/1997』。まじか公開されたのそんな年なんだ。これはBROAD6でもやったかとけん組がリード。人数と担当音域が変わるとやっぱり響きかたも和音の積み方もぐっと変わってくる。そしてタイタニック!!かとけんがこのまま流れでやると思ったらはせけんだ!光田さんは端で涙を拭って……いたかと思ったんですけど、周囲からは「見なかったことにしてるんじゃないか」とか言われてしまって、見解に相違がある。

そしてそんな光田さん、頭になんか生やして襲ってきて……あっサメだ!ジョーズだ(『JAWS-Main Title』/1975)! ここはそうつなぐのか!すんごいなあ!

逃げ惑う3人。しかしなにやら長谷川さんの様子が……、あっ、次はゴジラだ(『ゴジラ メインタイトル』/1954)! 逃げて!かとけん逃げて!

ちなみに「ゴジラ」の東宝スタジオ、成城にあります。そういう意味でもこれは結構いいチョイス。

暴れまわった後は一転、『サウンド・オブ・サイレンス(サイモン&ガーファンクル)/(「卒業」/1967)』長谷川さんが真ん中に入って健ちゃんと並んでリード。普段端っこ同士の長谷川さんと健一さん、なっかなかふたりだけにスポットがあたる機会ってなくて。さっきの「タイタニック」といい、割と新鮮な組み合わせをみましたね。しかもアカペラならなおさら。

続いて『Summer(「菊次郎の夏」/1999)』。あー、これも曲を聴けば、この曲! ってわかるやつ。さっきの「卒業」に続いて、青い空にもくもくもくーって入道雲が広がる。きっちり笑いを取るところで笑いを取りつつ、こういうところは映像を、風景を、しっかり描けるところにハモカンのすごさを感じる。

そして『ムーン・リバー(「ティファニーで朝食を」/1961)』。これは長谷川さんリードなのが結構新鮮。一瞬であたたかな月夜が更けていく。このポイントで長谷川さんリードっていうの、効果的なんだろうなあ。

残り3曲、『The Never Ending Story(リマール)/「(ネバ―エンディング・ストーリー」/1984)』。健一さんリード。健一さんの声質とこの曲めちゃめちゃに合う!とってもいい!

今回のメドレー、健一さんは要所要所でしっかり働いてて、とっても頑張ってました。すきよ。

ラスト2曲目、『He's a Pirate(「パイレーツ・オブ・カリビアン」/2003)』。聞きながらこのメドレーはどうやってシメるんだ……? とか思ってしまう。こういう曲って体力がある冒頭にもってくるんじゃないの、とか。ラストが近くなっても、聞き応えのある曲で果敢に攻めるのはただただすごい。

最後、ああ、これを忘れてましたね。『新・ハモカンのテーマ』こと『Star Wars-Main Title(「スター・ウォーズ」/1977)』。これをライブの冒頭でやったのは去年のクリスマツリからとまだまだ浅いんですが、それでもこうやって30曲かけぬけてきてからやるのは感慨深いものがある。すごいね。長かったね。ほんとうにお疲れ様。

 

ちなみに私の記憶の限りだと、音取りってメドレーがはじまる時だけですよ。一旦けん玉やったりして音が途切れることはあっても、音を取り直すことはなくって。それでいて聞かせるところは聞かせて、笑いを取るところはしっかり笑いをとって。改めて、とんでもない4人組ですよ、ハモカン。まじで。

終わった後に何度も何度も拍手。4人ともいい笑顔。ハイタッチ。本当に本当に、お疲れさまでした!

 

 

6/14追記)続きはこちらから 

 

*1:ザッツ・ハモカナイズ!デラックススペシャル!映画音楽スペクタクル・スーパーデラックス・ア・カペラメドレーにーぜろいちはち、と読みます

*2:以降テーマ音楽・映画名の表記は原則終演後の掲示に準拠

*3:並び順はかとちが外を回った影響でH→M→N→Kに

*4:"I can see clearly now"の光田さんのイントロのアレンジ元……?でないかと疑惑が持ちかけられたことが