02/25 Cool STYLE vol.1(18'かとちソロDay2) 夜公演(前半)

長い間下書きにするのが飽きたので前後半で分けて出します!おっくんが出てきてからが超面白いんだけどさすがにそこらへんの具体的な描写は自重するつもりです!あの時会場にいた人だけの特権!

 

みったさん、須藤さん、佐藤さんが出てきて定位置へ。ピアノが左側なのがちょっと新鮮。みったさんのピアノが始まってかとち登場。

この日のみったさんのアレンジはほんとうに絶妙で、イントロに聞いたことがあるフレーズを織り込みながら、それでいて今日の編成のための新しいモチーフをまぜてくるの、すごくすてき。

そして(ほぼ)毎年外せない、Stevie Wonderから「You are The Sunshine Of My Life」。コーラスは入れずにかとちのボーカル一本で聞かせる、引き込まれる。かとちほんっとにStevieが好きだよねえ、って聞くたびに思う。きらきら転調していって、歌が昇っていくんだ。

 

「みなさんこんばんはー」こんばんはー! 「どうもこんばんは」なんかちょっとニヤついちゃうかとち。昼公演よりゆったりしてて、私ははじめて各列ごとにテーブルが置かれるスタパをみた。「Cool STYLE夜公演にようこそお越しくださいましたー!」

「昨日は"ホッとSTYLE A Capella LIVE!!"ということで、こう、ホットな感じでやってたんですけど、今日はCool STYLEということで、クールな感じで……やってますので」喋る人がかとちしかいないぞ!頑張れ!みったさんはずっとにこにこしてるぞ!

さくっとメンバー紹介。左からピアノ・アレンジのみったさん、ウッドベース須藤さん、パーカッション佐藤さん。そしてかとち。「加藤、須藤、佐藤……光田」みつだ。メンバーをちょっと控えめに指差すこのネタお昼も失笑に終わったじゃん!もっかいやるんかい!(かわいい)

「僕2日後に40歳になるんですけど、40歳ってちょうど人生の折り返しかなって思って。で、昨日のホッとSTYLEでもやった曲を2曲、これからやろうかなって思って。まずは、"Nothing's gonna change my love for you"なんですけど、昨日はアカペラで『Nothing's gonna change my love for you~♪』って感じで裏声で歌ってたんですけど、今日はまた違う感じで。それと、"真赤な太陽"を、2曲続けて聞いて下さい」

 

"Nothing's gonna change my love for you(変わらぬ想い)"。昨日は字ハモ4人のトップで裏声を響かせてたけど、今日はベースとパーカスが入って、キーも変わって、ぐっと下がって地声で。こっちもいいなあ。サビはみったさんの下ハモがまたいい感じにはいってきてねえ、とってもすてき。

 

"真赤な太陽"。昨日は結構激しいアレンジで、譜面がほしい! ってなった1曲。このスタイルでやるとめちゃめちゃ色っぽい、前の曲でしっとり聞かせていたのもあって余計どきどきする。間奏もちょっとアダルトな感じで、かとちの声に応えてく。1番と2番でまた少し、歌い方を、アレンジを変えてくる。かとちが地声でこういう曲をやるとめちゃめちゃエロティックでどきどきするんだ。下手したらこのスタイルで私がいちばんもってかれた曲かもしれない。

みったさんの3連のアウトロ。かとちが腕を上にあげてしめる。スタイルが違うとこんなに違う、ずるいというかさすがというか……惚れる……

 

「……えー、」直前にやった曲よ?「"Nothing's gonna change my love for you "、"真赤な太陽"をお聞き頂きました」

「そう、今回のライブをやるにあたって、僕は小さい時になに歌ってたかなって、色々探したんですよ。そうしたら奇跡的に当時の音源が残ってて、テープなんですけど……ちょーっと待ってくださいね……」テーブルにあるMacを中腰でいじりだすかとち、って、え、私物……?

コードが刺さっておらず、音声の関係で「(コードを)さします!」「さしました!」って実況するみったさん。ナイスプレー!

『……きょうは、ようちえんで、”もりのくまさん”をうたいました』はいかわいい!

パーマンパーマンパーマン~♪』舌っ足らずな感じでパーマンを唐突に歌いだすちびかとち。「”もりのくまさん”じゃないんですけどね……」ええいそんなことはどうでもいい!かわいいぞ!

1番をそのまま一生懸命歌うちびかとち。"パーマン"の別コーラスも頑張ってひとりで歌ってて、あの空へ、のところでしゅって息継ぎするのとか聞こえて、あのねえもうすごいかわいい……

機材と年数の関係で音声がざらついてるのかなーと思ってたりしたんですけど、「この時の僕結構しゃがれ声で、息も持たなくて、最後までちゃんと歌えてないんですよね」なるほどそうか。

「でね、このパーマンをね、今の気持ちで歌ってみたらどうかなって」

光田さんのアレンジがとにかくおしゃれ。幼稚園……だから、30年以上経つとこうなるんだーって聞きながら。

上手く言えないけど、基本的な歌い方とか、子音の発音の仕方とか、今でもすごく似てるなって思った所がある。「きてよパーマン わたしのところへ」とか、「いくよまってて ともだちになろう」とか。

ちゃんと「きたよぼく パーマン」まで息も続いて、問題なくみんなにっこり。かわいい歌を歌った時のかわいさは今も健在。

「……あのですね、今回のソロライブで、こんな曲やりたいなーっていうのを光田さんにばーって送ったんですけど、光田さんもお忙しくてなかなか時間が取れなくて、最初に電話で打ち合わせした時に全然『この曲はこんな感じでやりたいんです』とか言えなくて。……僕なかなかものごとを簡潔に言えないんですよ」知ってる。「で、電話が終わった後に、『あー、言いたいこと全然言えなかったー!』って思ったんですけど、その後最初のリハーサルに行ったら、もうピアノからなにから僕がやりたい感じのアレンジに全部仕上がってて、もう歌いながらすげー! って笑っちゃって。……特に"パーマン"」かとちすんごいにっこり。「そんなアレンジは光田健一ー!」いやいやそれは加藤君が、みたいな感じでかとちを手でさしかえすみったさんと佐藤さん。みったさんのこういうところがすきよ。

 

「続いてはオリジナル曲、"月のうさぎとダンスしよう"」

ハモカンアルバム持ってる人、頭の中に音が残ってるうちにぜひぜひ今日の編成と聞き比べてほしい!ハモカンバージョンのコーラスはみったさんのピアノが引き取って、かとちの声を、歌詞の物語をよく聞かせるアレンジ。

サビの「ワン・ツー・スリー、ツー・ツー・スリー」で右手の指を鳴らし始めてそのまま歌う。お昼よりステージに近くて、この指を鳴らす音もちゃんと聞こえてねえ。

あとこのバージョンのアウトロ、きらきらしてて、ゆるやかな感じで、結構すき。

「ピアノ・アレンジ光田健一ー!」

 

正確な話のニュアンス忘れたけど、やっぱりソロ2日やって、同級生といっぱいアカペラやって、"青春"してたなーってかとちは思ったそうで。

「で、カーペンターズの、邦題が"青春の輝き"と、"青春の影"。"青春の影"はチューリップの曲なんですけど、チューリップといえば財津和夫さん。で、財津和夫さんがRAG FAIRに提供して下さった曲があって、"君でなければ"。3曲続けてお聞きください」

私はどっちかっていうと青春の影どころか闇鍋、下手したら泥沼、みたいな学生時代を過ごしてきたんだけど、かとちにとっては、少なくとも今振り返ると、限りなく"輝き"に近いものだったんだな、って聞きながら思う。"I know, I need to be~"でぴしっとみったさんの字ハモが入る。聞いてると、書いてると、言葉じゃなくて涙ばっかりこぼれてしまう。この曲がかとちみたいに伸びやかに歌える青春が欲しかった。

お次は"青春の影"。かとちが青春で得た"輝き"を、誰かが幸せになるために配っていくんだなあ、いきたいんだなあ、って思う。この曲は原曲の歌詞と音域の合わせ方がすごく効果的で。例えば歌詞に"女"って出てくる箇所が二か所あるんだけど、最初は地声の音域で、最後は裏声で響かせて。昨日かとちとご縁がある人をいっぱいみたからか、余計に歌詞から情景が浮かぶ。なかなか普段の選曲には入らないけど、こういう歌謡曲、もっと聞いてみたいなあ。

"君でなければ"。かとちがリードとると色っぽい、というか艶っぽい(RAGだと全部礼央さん)。久しぶりに聞くからか、歌詞が、ことばがじんわり沁みていく。財津さんは情景をあぶって描き出す曲の作り方が本当にお上手だし、それを繊細に、それでいてしっかりと描き直すかとちも、みったさんのアレンジも、ほんとうにすてき。

去年のソロで"秋風"やって、かとちの手が歌いながらものすごいもにょんもにょんしてたことをよく覚えてるんですけど、"青春の影" "君でなければ"の2曲はまたちょっと記憶にない形で手が動いてて。親指をぐぐーってするのとはまた違って、でも手が動く。語るように、しゃべるように、っていうのかな。

 

「ありがとうございました。……さっき小さい時の僕が歌ってる音声を聞いたと思うんですけど、他にも映像が出てきたので、ちょっと見てほしいなーと思って」またPCをいじりだすかとち。みったさんはグランドピアノの蓋を一旦下げて脇へ。須藤さんもウドベを一旦寝かせて脇へ。

ちびかとちが向かって右側、弟さんが左側。多分どこかの家の前かな?高楼方子さんの小説で描かれるような、結構しっかりした柵と壁のあるおうち。かとちはアーガイルの靴下がかたっぽだけ上がってなくて、みててすごくあげてあげたくなる。

ちびかとちが弟さんになんとか~? って聞いては、弟さんが \いいともー!/ って答えるやりとりが何回か(ちなみにファイル名は「いいとも」でした)。そのあとふたりで「い~と~まきまきい~と~まきまきひーてひーてとんとんとん」!! なんだこれかわいい……「弟がかわいいよね」ちょっとでれっとするお兄ちゃんも非常にかわいいぞ!!!

「僕が小学生ぐらいのときのやつなんだけど……いいともって今まだ通じるのかな……世界に広げよう、友達の」\わっ!/ 「あっ今日"Cool STYLE"だった」みったさんはちゃっかりポーズもとってらっしゃるのになにをいまさら……(かわいい)

「当時ビデオじゃなくて8ミリテープでね、フレーム数が少なくて、次のはちょっと声がけろけろしちゃってるんだけど……」 次のは「肩車」。家の中で弟さんを肩車して、兄弟そろってけろけろはしゃぐ。後ろの壁のカレンダーが時代がかってるぅ……

「でね、小さい時になに歌ってたかな、なに聞いてたかな、って考えてたら、ジブリの曲よく歌ってたなって。今も新しい映画が出ると見に行ったりしてるんだけど、今日はちょっとジブリの曲をね、メドレーでやりたいなって」思ったよりかとちそういうとこしっかり押さえてるよね。

 

さすがにちょっと疲れたのかな、ピアノで音聞いて、「夕闇せまる……」ってちょっとやってから、「……このキーでしたっけ」ってみったさんに確認してからもう一度出発進行。

かとちのボーカル1本で、"テルーの唄"からメドレーはスタート。気のせいなんかじゃなく、かとちの声で夕闇の空が立ち上がって、ざばりとその中を飛ぶ鷹が見えた。ゆらりと影が見えるんだ。ゆったりとした息遣いと歌い方。

バックが入って、みったさんのピアノで曲が変わる。聞いたことがないようで確かにある絶妙なアレンジ。続いては"ルージュの伝言"。うってかわって、ちょっとおちゃめに、楽しそうに。聞きながら、ああ、この列車はクロスシートじゃないと決まらないよな、なんて想像する。映画の曲がメインだからか、やっぱり映像が浮かぶ。

お次はみったさんのピアノ1本で"いつも何度でも"。"テルーの唄"の時も思ったけど、裏声でゆったりとした曲を、ピアノとのツインで、とか、自分の歌声だけで、とか、きっとすごくすごく難しいはず。なのに、きちんと会場に響かせて、聞かせていくの、すごく、すごい。今までの自分の経験と、だぶついて重なる。そうだよ、同じくちびるでそっと歌おう。

 4曲目、"やさしさに包まれたなら"。調号少なめの、あんまり見かけない(聞きなれない)アレンジ。この曲も好きだなあ。小さい頃のかとちは神様とか、奇蹟とか、そんなのを信じて、大事にして、ゆるりと伸びやかに育ってきたんだろうなあって。

そしてまたみったさんのピアノが1本で引き取って、"もののけ姫"。ピアノだけ、もしくはかとちボーカルだけ、と、全員入った編成が交互に来るの、いいなあ。お洒落だなあ。低音からゆらゆら立ち上がっていって、細く高い、ぴんとした声が響いていく。メドレーでこの緩急ついた編成にただただ圧倒される。すごい。

最後は"カントリーロード"。この順番で来ると、やっぱりかとちの中に誰かひとりぼっちの人が見えてる気がするんだ。後半まで歌ったらなんかもう色々耐えきれないなあ、とか思ってたら、1番で折り返して会場コーラスで。かとちが歌詞を一節一節区切って言って、その後にみんな続いてく。メドレー、そうか、こうやって終わっていくのか。ジブリやりたい!って言って、きっと結局決められなくて、やっぱり簡潔にできなかったんだろうなあ。一生懸命色々たくさん詰め込んじゃう、そんなかとちがやっぱり好きよ。

「……さすがですね、一緒に歌ってください、って言ったらみなさんもうするっと歌えちゃうんですね。大人から子どもまで、みんなジブリ大好きですもんね。最初の"テルーの唄"は……そうそう、『ゲド戦記』。"ルージュの伝言"は?」\魔女の宅急便/ ここから客席が作品名を答えだす。「いつも何度でも」\千と千尋の神隠し/ 「やさしさに包まれたなら」\魔女の宅急便/(2回目) 「カントリーロード」\耳をすませばもののけ姫は飛ばしちゃったけど……いっかあ……

 

「ここでスペシャルゲストを呼びたいと思います!おっくんー!」

ということでレポは後半に続く~

 

*03/05追記;後編ができました(アンコールは一旦お預け)*

 

*03/22追記 アンコール記事ができていました*