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すきなものをすきなだけ

みんなと一緒なんて、きっと、つまらないでしょ?

2/26 かとちソロvol.7昼(その1)

ハードカバーの物語を読んだような気分がする、っていうのは夜公演に前の方でそうしながら開演待ちしてた人をみかけたからなのかもしれない。忘れないようにぼちぼちと。

 

いつの間にかおなじみになったかとちゃん多重録音のテーマからスタート。これ録ってる時、音を重ねていくとき、絶対楽しかったろうなあ。最初はゆっくりと響かせて、続いて明るくリズミカルに。

次にハモカンメンバー登場。ハモカンのときよりも服装がカジュアルめ。ここは写真で良いかな。健ちゃんの花柄シャツが好きです。

みったさんのピアノがあってかとちが登場。久々にストール巻いてて可愛さにこっちがしめつけられたり。そしてイントロがなってあがる叫び声、「夏風便り」からスタート!

開演前、実はちょいと礼央さんの話をしていてね。そろそろもう6年も前になるんだ、ざっつで鮮やかにこれを歌ってくれた礼央さんがちょいちょいだぶって、最初からうるっときてしまって。2番の冒頭で野良猫を上手く召喚できなかったりするのも、いい意味で夏風便りの「いつも通り」かなってなんとなく。

みったさんと健ちゃんが入れるラストのサビ前のコーラス、マイクへ向かう角度や歌い方が鏡合わせのようにぴったりで、すごい、すごいって思った。

 

「こんにちはー!」1曲終わって上機嫌のかとちのごあいさつ。「こーんにーちはー!」あ、そういうことか、\こーんにーちはー!/「風邪、引かなかったよー!!!」拳を高々とまっすぐ上げるのかわいすぎませんかね……

「最初にやったのは『夏風便り』という曲なんですけど、そう、この12月でRAG FAIRはデビューから15周年をむかえまして」拍手。ハモカンメンバーからも拍手。健ちゃんからも満面の笑顔で拍手。「健一、なんで拍手してんの……荒井健一ー!!」ひとりだけ先に紹介される健ちゃん。「で、15周年だしRAG FAIRの曲からはじめようかな、っていうことで『夏風便り』を歌いました」

「そう、この『ホッとSTYLE』というのはだいたい毎年僕の誕生日に開催してて……そうだ、今年初めて来たよ、って人ー」思ってたよりちらちらいましたね。「じゃあ説明すると、この『ホッとSTYLE』っていうのは、だいたい僕の誕生日にやっていたソロライブなんですけど、今年は前夜祭……前夜祭的な感じになっております。じゃあ、去年も来たよ、って人ー」これはさすがに挙がる手が増える。「ありがとうございます。……じゃあ、一昨年も来たよ、って人ー」増えたり減ったりばらつく手の位置。「ありがとうございますそして本当にあの時はごめんなさいー!!」訳は後でたっぷりと聞くね。「もう一昨年は風邪を引いてしまったので。周りにはノロウイルスとかほんと多くて、すごく気をつけていて。だからさっき思わず『風邪引かなかったよー!』って言っちゃったんですね」うん、かわいい。

メンバー紹介ここだったかな。みったさん、長谷川さん、そして健ちゃん。健「俺2回目だからあんまりひゅーって言われない……」\ひゅー!!!/

「次は僕の大好きなStevie Wonderから『Sir Duke』、そしてRAG FAIRからもう1曲、『昼寝』、2曲続けてお聞きください」

 

みったさんがキーボードに移動しての「Sir Duke」。ちょっとエレクトロな、ハモカンで聞くのとはまた違ったアレンジ。こっちのアレンジもいいなあ。会場の手拍子で思い出したように手を叩くかとち。そして序盤でふらりとみったさん側へ。この曲はハモカンでやった時もそうなんだけど、間奏のフェイクもほんとに楽しそうで!健ちゃんのサビ前でコーラスを入れながら手をGGDみたいにぱらっ、ぱーって出すところが好きでねえ。煽ってくれたらやるのになあ。

ありがとうございましたー!ってやってから「昼寝」。みったさんはピアノに戻る。おっくんの昼寝を実はあっちこっちで聞いていたので、そういやかとちリードの昼寝は連休公演以来だなーなんて思ったり。これもざっつの鮮やかな緑の照明を思い出す。間奏の所のコーラスが、健ちゃんから長谷川さん、っていうちょっと珍しい入り方になってたんだけど、この長谷川さんのコーラスがとてもよかった。低くてきちんと響かせるお声なんだ……さすがハモカンのお父さん……

 

「ありがとうございました、Stevie Wonderから『Sir Duke』、そしてRAG FAIRから『昼寝』でした。この『昼寝』はおっくんと一緒に作った曲で、『CIRCLE』というアルバムに入っていて。アルバムが出たのが2004年なんですけど、これ作ったのがもう13年も前になるっていうことにこの間気付いて……」じゅうさんねん……

「この曲は光田さんにアレンジをしてもらったんですけど、その音源を聞いた時、もうすごく感動して。それを今でも結構鮮明に覚えてて。光田さんに出会ったのが2003年の『おまたせ!ラグ定食』の時で、このアルバムが2004年だから、ほんと出会ってすぐにもう……それからRAG FAIRのサウンドプロデューサーとしてもがっつり一緒にやっていて」後ろで喋りたそうだけどかとちの話をずっとにこにこしながら聞いてるみったさん。「最近はハモカンっていって、もうここにいる4人で結構やっていて。秋のツアーもやったし、クリスマスもやったし……」光「ハモカンになると加藤君の負担がかなり減るっていう」それは主にトークの負担の事かしら?「そんなハモカン、次の予定はあるんでしたっけ」光「ここで発表しちゃう?…… 6月24日(土曜日)、六本木CLAPSさんでハモカンやります!」みったさん二人旅出ちゃうからこのくらいになるか~ってちょっと納得。

 

「そう、この『ホッとSTYLE』っていうのは、RAG FAIRの曲や、僕の大好きなアーティストの曲を僕のフィ、フィルターを通して歌って、みなさんにほっとな感じになって頂こうかな、っていうライブなんですけど、」フィルターと何かがごちゃまぜになってよくわかんない単語が飛びだすかとち。……フィーリングとまざった?「少なくともMCの時間は全くほっとしないっていう……」健「スリリングタイム」「うん……さっきもちょっと言ったんですけど、もう一昨年は風邪をひいてしまって、大丈夫かな、出るかな、って思ったんですけどやっぱり声が出なくて。家に帰ってからもすごく落ち込んで、でもうソロライブやりたくなーい!って思ったんですけど、色んな方から励ましのお言葉を頂いたりして……もちろんそれで来なくなった、って方もいるかと思うんですけど、懲りずに……懲りずにとか言っちゃった、また来て下さって……ほんとうにありがとうございます」

「そう、で、これからはちょっとメドレーをやろうかなって。去年はカーペンターズだったんですけど、今年はビリー・ジョエルをやろうと思いまして」Raggageのアンコールで争奪戦しまくったビリー・ジョエル。「本当にいい曲いっぱいあるんですけど、今回はバラードを選んでみました」

 

ということでビリー・ジョエルのバラードメドレーへ。1曲目は「Just the way you are」。そういえば意外とビリー・ジョエルをハモカンでやったことそんなになかったね。みったさんは再びキーボードに。ハモカンだと色んな都合でどうしても鍵盤楽器はピアノになっちゃうので、そもそもキーボードでのバラードがすごくすごく新鮮。多分健ちゃんがシェイカーしゃこしゃこしてたのここだと思うん、だけ、ど……

2曲目、「Honesty」。みったさんはいつの間にかピアノへ。アンジェラ・アキさんがEテレでやってらして、この歌簡単なようですごく難しいの、って言ってたのを覚えてる。本当にその通りで、簡単なことを伝えるのがすごく難しい、っていう曲なんだよね。ここら辺からピンポイントで涙腺を狙ってくるかとちがほんともう、さ………

3曲目、「New York State of Mind」。どこかで聞いたことあると思ったら、10月の出張ワカメちゃんin目黒で長谷川さんとツーマンしてたね。この曲はみったさんのピアノがとてもよかった!最後の「'Cause I'm in a New York……」でピアノの即興をてろてろてろ~と混ぜはじめたみったさんを、首をひょこひょこ動かして、みったさんを見ながら入るタイミングをうかがうかとちがもうなんとも言えず。最後は腕を大きく大きく回してしめ。

 

「そんなビリー・ジョエルRAG FAIRとも関わりが深くって。次はちょっと健一と一緒にやろうかなって」そんな言い方されたらもうあれをやる未来しか見えないじゃないの……!「『UPTOWN GIRL』っていう曲があるんですけど、RAG FAIRのデビューシングルのカップリング曲で。やってると当時のことを思い出しますね……あの頃は若かったねえ」健「若かったから歌えた曲だよね……思いっきり男が女を口説く歌だからね」うん、でもそれを今からやるんでしょ?

 

そしてはじまった「UPTOWN GIRL」。この曲はほんとうに健ちゃんがごきげんだった!スタンドからマイクをひょいっと外してかとちの隣にスタンバってたんだけど、イントロでギターのふりをやっちゃうくらいにごきげんで。リードも健ちゃんからスタートしてて、ごきげんすぎてかとちよりも前に出ちゃうほど。東京タワーでやったLet it goみたいに、お互いにリードを取り合いながら会話していって、それが明るく、ほんとうにどこまでも広がっていく感じ。あさってはSundayのジャケットの、背表紙みたいな明るさの、どこまでも幸せな黄色。

荒井健一ー!」「加藤慶之ー!」こうなったあとにお互いがお互いを紹介しあっちゃうのも、ふたりがすごく幸せな時間を過ごせたんだろうなって。

 

「次はちょっと、長谷川さんと一緒にやろうかなって思って」健ちゃん2人は一旦後ろへ。「やる曲はユーミンさんの『卒業写真』って曲なんですけど」長「あと2週間くらいするとちょうど卒業シーズンですかね」「そうですね…… 僕はこの曲に思い入れがあって。中学の時に合唱で歌ったんですけど、その音楽の先生がかなりすごい人で、昔ボクサーやってて、それから音楽の先生になったって人で、でもう『ペーパーテストなんかいらない!その分声出して歌え!』っていう先生で。その先生のお陰でどんどん歌が好きになっていったんですけど…… それで、中学の卒業式の時にこの歌を歌ったんですけど、やってるうちに指揮をしてた子がぶわーって泣いちゃって、そうしたらもうそれがみんなに伝わって、僕ももう歌えなくなっちゃって…… そんな思い出のある曲です」

 

さっきとは一転、ゆったり座って落ち着いて、すごくすごく言葉を聞かせる、響かせる歌い方。この間中高近くを走る電車に乗った時に本当にすぐそばにいた、お世話になった先生に声をかけられなかったこととか、大好きな、大好きな先生のことが浮かんで、やっぱりピンポイントに涙腺をついてくる。かとちがソロでこういう曲やるのなかなかに珍しい気がするんだけど、とても、とてもよかった、よ、かとち。

 

健ちゃん、長谷川さんと続いたら次はみったさんと。ちっちゃい子を慰めるような感じにぴょこんと出てきたみったさんとやるのは……「(譜面台の高さを上げる)ちょっと待ってくださいね……」はーい。

「アデル(Adele)、って知ってますか?」名前だけは。「イギリス……のアーティストなんですけど、最近グラミー賞を取ったことでも話題になって」だから聞いたことあったのかな。「で、その中の『Hello』って曲が、すごくいいなって思って。ぱっと聞くとものすごく暗い曲なんですけど、ただ暗いだけの曲じゃなくって、そこがいいなって思って。歌詞の内容も、別れた彼女が留守番電話で許しを請う、そんな歌なんですけど、それだけじゃなくって、もっとこの世の中で、お互い色んなことを許し合えたらいいな、って曲なんじゃないかなって。だからグラミー賞取ったのかなって…… 」

 

「Hello,it's me」からはじまって、みったさんのピアノと赤い照明で歌い上げていく。聞いてると、普段人には見せない、言えないような部分が直接がりがりと削られていくような……MPを消費する、っていった感覚に近いのかな。いい意味で、この曲、よくみつけてみったさんにもちこんだね、っていう。多分かとちもがりがりMP削りながら歌ってたんじゃないかしら。また聞きたいけど、いい意味であれ以上の曲の響き方はないのかもしれない……すごかった……

 

健ちゃんと長谷川さんが戻ってきて、

「次は僕のオリジナル曲を。2曲続けてお聞きください」

みったさんはそのままピアノに居座って、あ、「秋風」からね。さっきとは続いているような、続いてないような恋の歌。かとちが歌う時の癖で、親指と人差し指でL字を作って前にやったり、手を広げて上にすーっと伸ばしたりするのがあるんだけど、そのL字もなかなか前にできなくて、ずっとストールのはしっこでもにょんもにょんしてて。むかーしむかし、そういう経験があったのかなってなんとなく。

びっくりしたのは、曲が終わった後の後奏で、かとちが見たことないような顔をしてて。かとちの顔でも、よしこちゃんの顔でもなく、すごく美しい女の人の顔に見えて、どきりとした。それこそハモカンで何回か聞いてるけど、こんな風に見えたのがはじめてで……

 

そして次は「月のうさぎとダンスしよう」。冒頭のみったさんピアノと健ちゃんグロッケン、見てるのも聞いてるのもすてき。いつか「みんなのうた」っぽい素敵な映像と一緒に聞きたいなって最近はもうずっと思ってる。Bメロから入るハモカンのコーラスがきもちいい。サビで指を鳴らし始めるのはもうお決まりよね。そういえばコーラス入れてる健ちゃんのお誕生日、今年は満月だったねえ。

歌い終わってなぜか一旦ステージからはけるかとち。みったさんの綺麗なピアノが場をつないで、え、まさかなにかコントでもはじめるつもりです……? と思ったらインカムを装着して帰ってくる。頭の中がはてなでいっぱいいっぱい、その格好はそれはそれですてきだけど、えっ?

「ありがとうございました。『秋風』、『月のうさぎとダンスしよう』でした。次は、『ラグの加藤とダンスしよう』ということで……光田さん準備いいですか?」このPCのいじりかた、ここ数か月で見覚えがあるような……

光「ワン、ツー、スリー、フォー!……ごめん、もう1回ー!」とまあ仕切り直しでもう一回、そしてイントロで今日一番の悲鳴。はい、ハモカンクリスマツリに来た方はもうお馴染み、星野源の「恋」でございます!今日はかとちがメインで歌う!歌って踊る!健ちゃんも踊る!かとち歌をちょろっと飛ばして君の元に帰れなくなる!サビで指の動きがちょっと飛ぶ!

2番サビとラストのサビが直結しててそのまま最後にふたりをこえていっちゃうんですが、かとけんでふたりを超えていくときにきゃーって悲鳴が聞こえて、ハモカンよりも客席の年齢層が若いなって。あと、「かとちソロだから」来たんだなーって人がやっぱりいるんだなっていうのと……駄目だとかいうわけじゃなく、そういう人もやっぱり一定数いて然るべきだよなっていう……勿体ないと思うんだけどねえ…… 

アウトロで長谷川さんみったさんが入る時に出てくる反応は各地方や公演ごとに違ってて、一緒にクリスマツリ回ってて面白かったんですが、今日は拍手と歓声。これをおちゃめにやる長谷川さんとみったさんもほんとうにおちゃめだよな、ん……リーダー……?なにやらよれっとくたっと感じで登場したリーダー、真ん中で踊りだしたー! どうしてこうなったー!(褒めてる)

 

引地洋輔ー!!」ええ、はい、よく存じておりますとも。「リハより踊れてたね」引「ゲストで出てくれないかって言われて、色々資料が送られてきて、電話も貰ったんですけど、確認が『ダンス大丈夫?』しか言われないんですよ」「うん、だってそのためだけにこれ買っちゃったし」引「このためだけに!?」「このためだけに買って、洋輔がここで出てくるの込みでこれをやりたかった」すっごい楽しそうに話すかとち。あと恋ダンス他人の前でやってないのおっくんだけだね!?

「ここから洋輔にも参加してほしいんですけども、一応このホッとSTYLE、目で見てもほっとして頂ければいいなって思って、衣装にこう、緑を入れて、一緒にやる人にもお願いしてるんですけど……長谷川さんすっごい緑ですね!?」今年は全体的にお上品な緑が多かった面々。ハモカンクリスマツリの夜がド直球の緑だったからかなあ。「で、洋輔は……」光「パッと見見えないけど、実は中が……」引「いや、眼鏡の、ここ(裏側の金具)が緑で……」「……あー!!!」かとちすっごい嬉しそうな声してたけど、こっちからは見えないよ?

「で、まあ、さっきも言ったんですけど、RAG FAIRが15周年を迎えたということで」改めて拍手。引「15周年で本当に色々ありましたが」健「色々あった、っていうと本当に色んなことを思い出す」引「いや、15年もやってれば色々あったんですよ」健「歌も成長したしね」「トークは成長してないけど」引「トークは成長しなくても大丈夫です!」「でね、このライブの為に今までのRAG FAIRの曲全部聞いてみてね、改めていい曲いっぱいあるなーって思って」うん。「でも、ライブでやってない曲が実は結構あるんだよね?」引「いっぱいあるんですよ、ねえ、光田さん? レコーディングしたのに収録されなかった曲とかもあって」光「あったあった」\出しちゃえばいいのにー!/ 引「出しちゃえばいいのにねえ」「出せればいいんですけどね……」文句なく全国各地からみんな貢いでくれると思うよ?「で、その中で、『People』って曲があって。『カラーズ』っていうアルバムに入ってるんですけど、なんでやってなかったんだっけ」引「当時の我々が若かったからじゃないですかね……15年経った今こそ蓋を開ける、っていう」

 

かとちは丁寧に「ピープル」って読む、そんな「People」へ。この曲、実はかとちソロで一度だけやったことがあって、私その場にいて。その時と同じメンバーなんてかとち本人しかいないってくらい、ハモカンも始まる前の昔の話。その時はもちろんブログやってなかったけど、当時の日記にはちゃんと「Peopleがよかった」って走り書きが残ってて。今回の方がリード取ってるリーダーがいるし、そもそもみったさんがいるしで音源に近くて。嬉しい気持ちもあるし、カラーズをトラック順に聞いていった時に最後にこの曲に辿り着いた時の気持ちに似てて。なにかが一周、ぐるりと回った感じの感覚をもちながら聞いていた。家で聞いてる時はそれこそ大泣きしながら聞く時もあったんだけど、不思議と涙は出なくって。あそこで聞けてよかったなあ、って書いてる今、じんわり時間差できてる曲。この曲に改めて光が当たってほんとうに嬉しい……

 

「そう、RAG FAIRの他のメンバーにも来られないかって聞いてみたんですけど、礼央さんはラジオで、おっくんはなんだかよくわかんないけど忙しくて……」引「ということでわたくし、土屋礼央さんからお手紙を預かって参りました」おおー!引「僭越ながら代読させて頂きます」健「なんかいっぱい書いてあるよ」「分厚い……」何故か取り出した手紙を持つ手がちょっとぷるぷるしてるリーダー。

『拝啓 加藤慶之

それにしても、「慶応」の「慶」でよし、ゆきなのは変換がめんどくさいです。いっそのこと、全部カタカナにしてくれれば、山田孝之主演の「勇者ヨシヒコ」シリーズみたいでやりやすいのに。』「いやいやいやいや……」礼央さん辞書登録しないんかい……

『加藤さんの恋ダンス、いかがでしたか? 加藤さんの場合、ちょっと間違えたところの言い訳をするか、ドヤ顔で踊るかのどちらかでしょう。おそらく加藤さんの場合、後者だと思います。ドヤ顔で恋ダンス……そういう負けず嫌いなところ、少し羽生結弦に似てると思います』引「……似てるよね?」「似てるかな?」うん、似てると思う。

『本当はライブに駆けつけたかったのですが、あいにくわたくし仕事でそちらに伺えません。今この会場にいるみなさんが、FM NACK5「カメレオンパーティー」を聞かずに、加藤さんのソロライブにいるなんて信じられません』これを聞いているかとちのものすごい顔たるや。『お詫びとして、今ここにいる全員、5月5日、下北沢本多劇場で開催される「トトト~トイレットトトレイン~」のチケットを買って、来てくれることでしょう』読みながらリーダーの声の調子もあやしくなる。引「……宣伝ですね」

『加藤さんから歌を取ったら何が残るんだろう。加藤さん、イコール、歌。歌、イコール、加藤さん。ということは、僕らRAG FAIRの職業、やっていることは「加藤さん」ということになります』ちょっと恥ずかしそうなかとち。『また後で、一緒に「加藤さん」できることを楽しみにしております。それでは会場の皆さま、加藤さんの「加藤さん」で、思いっきり楽しんでください。 土屋礼央

「去年より長かったなあ……」健「去年より愛に溢れてるね」引「半分くらい宣伝だったような気がしますけど……」言いながら手紙を自分の懐へしまおうとするリーダー、「あ、渡しとくか」とようやく気づいて渡す。とはいえ直筆じゃなかったそうだけども。

「じゃあ、おっくんは?」\わん、わんわん!/ 「「えっ!?」」\わん、わん、つー!/ 引「来てるの?」\わん、つー!/ 引「さっきからわん、つー!しか言ってないぞ、本当に来てるのか……?」\わん、わんわん、わん、つー、ふぃ!/ 健「ふぃ、って言った」「わん、つー、ふぃ……?」引「いや、最初にここでライブをやった99年から、我々RAG FAIRはずっとカウントわん、つー、ふぃ、でやってきたんですっ!」んなわけあるかい。

引「……問題です! 岩手県の郷土料理で、おかわりで有名なそばと言えばなんこそばでしょうか?」突然止まるおっくんのわんわん。引「……おっくん馬鹿だなー!」とんだ二次災害。引「もう一度問題です。岩手県の、おかわりで有名なそばといえばなんこそばでしょうか」\……わん!/ 引「正解です!」「光田さんでしょ、さっきからもう……」光「一緒にレコーディングしたことあって、うちにおっくんいっぱいいるからさ、連れてきちゃった」健「……一人でいいや」言っちゃったー! 健「ほらもう、あっちこっち……ねえ……(小声)」

「いよいよライブも終盤戦です。次はおっくんも声だけ一緒に、もう1曲、RAG FAIRの曲を」

 

みったさんがキーボードに移って\わん、つー、わん、つー、ふぃ/で始まったのは「君のために僕が盾になろう」。これもやるのだいぶ久しぶりな気がする……! さらっと聞くとプロポーズソングに聞こえて、それは多分間違ってないんだけど、多分きっと、これを選んだかとちは、誰かを救って、守りたい、もしくは守りかったんじゃないかってなんとなく。礼央さんのパートは1番が健ちゃん、2番はリーダー。相変わらず私が間奏のコーラス大好きなのはもう一種の好みなのかなあ。でも好き、曲もコーラスも、久しぶりに聞いたけど、本当に好き。

 

「洋輔、ありがとうございましたー!」

「ありがとうございましたー。4月にソロライブをやるという独り言を……4月にソロアルバムを出すという独り言を……」低姿勢ではけていくリーダー。また後でー!

 

「続いてはみなさんにも一緒に歌って頂きます、まずはスティービー・ワンダーから『Another Star』!」きたー!

私はこれ秋ツアーで健ちゃんリードのSeparate Waysと続けてやったのが混ざってるのか、それとも原曲のジャケットの色味に引っ張られてるのか、赤い、というか紅いイメージの曲なんだけど、照明は青で。かとちは「うたういきもの」なんだなって、みてて、聞いてて強く実感する1曲。

3声コーラスはハモカンの時と同じく誕生月で。1-4月は健ちゃんパート、5-8月は長谷川さんパート、9-12月はみったさんパートを順に重ねてく。3つが揃ったらみったさんはベースパートに回る。会場のコーラスを聞いてる時のかとちがほんとうに楽しそうで! あとにかい、あといっかい、って言ってたけど結局もうちょっとやることになったから、ほんとはずっと聞いてたかったんだろうなあ……

 

続いては「今ここに集まった奇跡」。ああそっか、この曲がくるってことはもう終わりなんだ。今回は色んな曲がピンポイントにささりすぎてほんとうに今でもふわふわしてる。楽しかった、でまとめるのはなんだか違う気がするんだけど、どういったらいいんだろう。やさしさ、というか、かとちの誠実さとか、あたたかさとか、そういうのが滲んでくる1曲。

間奏でコーラスを歌って、同じ場所で、同じ時間を過ごせて、声を重ねられる幸せを思ったよ。かとちありがとう、ほんとうにだいすき。

 

「ありがとうございました。僕はこうやって歌ってる時が幸せなんです」うん。「会場にいるみなさんの声が結構出てて、実は歌いたがりなんだなって」どっかのみったさんも秋口に同じようなことを言ってらしたねえ。

最後にもっかいメンバー紹介、みったさんまで紹介しきったらかとちは自分で名乗る……つもりがみったさんにちょいと紹介されかける。こういうとこ、なんか、もう、すき……(精一杯の語彙)

出口の関係もあるんだろうけど、みったさんが最後にありがとね、って感じではけていったのが、みったさんのみったさんたるお茶目な所よね。

 

アンコールはこちらから。